旋盤のバイトを自作する ~中ぐりバイト編~
CNCマシンのベアリングホルダー内径加工用です。
買えばいいのですが、ヤフオクでも結構高いし(1本¥4000~)
材料はφ10とφ12のS45Cで2本作りました。
材料費はたぶん100円くらい。。。
チップは以前にまとめて購入したものの中から
TP**08****シリーズです。
形状は製作の容易さを重視してバイスを30°振って斜面を落とします。
市販のホルダーはチップの一つの角をVの字で受ける構造になっていますが、
諸先輩方の自作ホルダーを拝見すると恐らく大丈夫なのでしょう。
というか今の道具ではこれが限界です(汗
CNCがあれば60°のVの字や逃げ加工は用意なのですが。。。
せめてもの強度確保と思い、チップの止めネジはトルクスの専用ネジを用意しましたので
M2.2P0.45のタップを立てます。
因みにタップが¥1500位します(笑)
下穴をφ1.75であけてタップをたてます。
んで、完成。
なかなかCNCの本体づくりに入れない今日この頃です。。。。
おしまい。
ガレージ ナウ 2013/5/25
1年ぶりのガレージナウ。
まだまだ使い勝手が悪いですが、現在の状況です。
写真はいけてないのはスマホなので勘弁を。
完成度合としては50%くらいでしょうか。
わかりづらいですが、手前にバイク2台入れてます。
シャッター真ん前なので大物の出し入れはバイクを出さないといけません。。。。
もちろん車は入りません(笑)
向かって左側
手前から・・・・
・激安ウォールキャビネット。
・前回紹介したスクロールコンプレッサーと油圧プレス@10TON
・配電盤
・直圧式サンドブラスト(キャビネットは引っ越し時に捨ててきた・・・)
・直交TIG溶接機
・2×4の棚にミニフライスとミニ旋盤
・両頭グラインダー
2×4の棚の上は単管を組んで資材置き場にしてます。
向かって右側
手前から・・・
・ロールキャビネ(紛体塗装のそこそこのヤツ)
・自作ワークベンチ兼多目的テーブル(かなり便利!!)
・ホースリール
・スチールラック(150㎏/1ラックくらいだったかな・・・)
・置き場のないパーツラック
自作CNC置く場所ないな・・・
ミニフライス盤のZ軸DRO化
前回に続きガレージちっくなネタです。
ガレージでは台湾製のミニフライスを使用していますが
ボール盤の兄ちゃんくらいの仕様でZ軸の仕様がだいぶいけてません。
【Z軸仕様】
・ラックとピニオンで駆動(ボール盤と同じ仕様)
・微動送りなし
・移動量はスケールで管理
今後CNCの材料を削るにあたり少しでもZ軸を精度よく加工したいと思い
Z軸をDRO(デジタルリードアウト)化して、移動量を0.01㎜単位で読めるようにしました。
旋盤、フライス盤用にミツトヨなどからリニアスケールを活用したDROキットなるものが売っていますが、
高くて買えませんので、今回はお手頃価格(いつもの中古。)で手に入った測長ユニットを使用します。
↓こんなの。
フライス盤に取り付けるためのステーを作りました。
アルミの端材と1.6tの鉄板です。
↓こんなの。
よく見るとアルミのステーに折れたタップが刺さっているのは秘密にしておいてください(笑)
最近加工してなかったので感覚がにぶってます。。。。
取り付けた姿。
拡大。
恐らくステー加工精度の問題などもあり、Z軸に対して測長ユニットの倒れが最大1mm程度はあると思います。
測長ユニットが斜めについていると実移動量に対して表示されるみかけの長さは長くなってしまうはず。
イメージは↓こんな感じ。
仮に1㎜の倒れがあるとした場合の測定誤差を考えてみました。
小学校だかなんだかでならったピタゴラスさんによると
斜辺の長さは
H’^2=550^2+1^2
H’=550.0009㎜
つまり、550㎜移動したときに550.0009㎜になるわけで、
550㎜移動したときの誤差は9μm。。。
100㎜移動したときの誤差は1.6μm。。。。。
こんなことを心配するとはセンスないですね。
精度1μmで加工できるようになったら調整することにします(笑)
おしまい。
三相のスクロールコンプレッサーを単相で動かす
久しぶりのガレージネタってことで、スクロールコンプレッサーを導入した時の話を・・・
実家のガレージから移設する際にコンプレッサーを新調(といっても中古ですが)しました。
実家にいたころは田舎だったというか若かったというか、
アネストのエンジンコンプレッサーをバリバリ回していました(笑)
写真はないですが↓こんなの(もっとぼろいけど・・・)
元々は単相100vの1馬力程度のものを使用していましたが、
作業効率やらなんやらを求めるとかなり厳しいのはみなさんご存知の通り。
ってことで3馬力250L/minクラスを使用していました。
んで新調した理由はただ一つ!!
エンジンウルサイ!!
※でも個人で使うには最高のスペック・・・
自分でウルサイんだから・・・・近所のみなさんゴメンナサイ・・・
用途としては
・インパクト
・リューター
・エアガン
・塗装
・サンドブラスト
あたりなので
最低165L/min=2馬力はほしいところです。
で、導入したスクロールコンプレッサーですが
こいつです。
SLP-15CD(現行はSLP-15EED)
165L/min=1.5kW(1.5馬力)
ドライヤー付き
なかなかのスペック☆
ちなみに回し者じゃないですが、
スクロールコンプレッサー半端じゃなく静か!!
でも新品はビックリの82万!!なので爆安中古を探さないと個人じゃ買えないですね。
こいつを個人宅に導入しようとしたときにちょっと厄介なのは
入力が三相200Vなこと!!
しかも制御盤やらドライヤーやらついているので
単純なレシプロの三相コンプレッサーよりもちょっと厄介。。。
でもなんとかなるでしょってことでヤフオクでぽちっと。
でアネスト岩田のHPやらなんやらを調べておおよその回路図を入手。
買う前に調べとけよ!!ってかんじですけど、
・入力は三相200V
・ドライヤーと制御盤は単相200Vで駆動
・電動機は制御盤のトリガー信号を使って電磁開閉器を動かして動力電源を入れる
ってことでイメージはこんな感じ。
さてMYガレージで使うには単相200Vを引き込んでいますので、
・ドライヤーと制御盤はガレージの単相200Vを入力
・インバーターで作った三相を電磁開閉器の入力側に入れる
・インバーターは外部コントロール機能を使って制御盤からのトリガー信号で駆動
ってことでイメージはこんな感じ。
ちなみにインバーターは東芝の『VFNC3S-2022PL』です。
2.2kWなのは特に意味なし。何かに使うかなーと思ったので。。。
あとはコンプレッサーとインバーターの配線図を眺めながら適当に配線します。
コンプレッサーの電磁開閉器。
インバーター。
結局改造は配線と単相200v入力のインバーターだけで済みました。
もちろんインバーターを意識することなく、コンプレッサーの制御盤で駆動できます。
おしまい。
ハーブの植え替え
ガレージブログのはずなのに・・・
本日はハーブの植え替えです。
去年↑こんな感じで鉢に寄せ植えしたハーブですが、
今年春からの成長がハンパないです。。。。
こんな感じで・・・・・・
ドスン!!
特にコモンセージがハンパないです。
因みに種類を書いておくと
手前
右:ゴールデンタイム
中:カモミール
左:オレガノ
奥
右:コモンセージ
左:ラベンダー
さらに写真に写っていませんが、
・カラミンサ
・パインセージ
・ローズマリー
・ワイヤープランツ(ハーブじゃないけど・・・)
が植わっています。
コモンセージとラベンダーが咲き始めているので正直植え替えたくなかったのですが、
あまりにも過密状態になってしまったので、思い切って植え替えます。
枯れたらごめんなさい・・・・
用意したのはこんなの。
鉢から抜きます。
周りはほとんどカモミールの根でした。
ここからは忙しくて写真なし。
で完成!
元気になってくれるといいのですが・・・・
ステッピングモーターの作動テスト
さてさてCNCプロジェクトの続きです。
前回はPCにCNCソフト=MACH3インストールしたので、
実際にステッピングモーターを作動させてみます。
これができてしまえばCNCマシンのステージ駆動のコアな部分は終了。
ちなみに前回の記事を引用すると
>1.CADデータ生成(CADソフト)
>2.Gコード生成(CAMソフト)
>3.削る(CNCソフト=インターフェース基盤=マシン各軸ドライバ=ステッピングモータ)
赤字の部分です。ハイ。
PCとパラレル接続を選択した場合インターフェース基盤、ドライバ、ステッピングモータの選択肢は様々です。
私の場合は、
・完成品を買うほどお金がない
・半田とかめんどくさい
・そこそこネットに情報がある
ってことで下記の組み合わせを選択しました。
■インターフェース基板:エレ・メカ・ホビーショップSEC製
■ステッピングモータードライバ:エレ・メカ・ホビーショップSEC製2層ユニポーラドライバ
■ステッピングモータ:オリエンタルモーター製PK268-02B
で、とりあえず仮接続
ゴチャゴチャ・・・・
モーターはとりあえず2つ接続(実際はXYZ軸で3個)
自分メモ。
ディップスイッチ:マイクロステップ8分割設定
駆動電流:2A(REFとG2間電圧を0.3VになるR7を調整)
電源ONでモーターがロックすることを確認
んで、MACH3を起動。。。
JOG操作で動かしてみました。
ぬぉ~、なんかそれっぽい音!!
一発で動いてしまった。
原理とかは後で勉強しよう。たぶん。。。。。
CNCソフトのインストール
本日はCNCプロジェクトの一環としてCNCソフトのインストールについて。
CNCマシンで製品を製作する一般的な流れを書くと
1.CADデータ生成(CADソフト)
2.Gコード生成(CAMソフト)
3.削る(CNCソフト=インターフェース基盤=マシン各軸ドライバ=ステッピングモータ)
てな感じになっている(らしい)
CNCソフトはGコードで指示された動作(どんな速度でどの様に動くのか)を
インターフェース基盤に伝達する役目をしています。たぶん。
ホビーユースで有名なCNCソフトとしては
・MACH
・USB CNC
の2者があり、違いはこんあ感じ。
ソフト名称 | MACH3 | USB CNC |
製作会社 | Artsoft USA | Eding CNC |
CNCのドライブ方式 | PCより直接出力 | 専用インターフェース基盤より出力 |
PCとの接続 | パラレルケーブル | USBケーブル |
インターフェース基盤 | 汎用(自作も含めて多数) | 専用基板 |
価格 | インターフェース基盤:約¥10,000 MACH3ライセンス:約¥15,000 | 専用基板(4軸):約¥30,000 USBCNCソフト:Free |
詳細はメーカーHPやオリジナルマインドさんのHPを参照してください。
で私は
・昔からの利用者が多くて情報量が多い
・プラグインが色々あって遊べそう
ってことでMACH3を選択。
ちなみにMACH3はGコード500行までならソフトが無料なのも魅力の一つです。
ってことで、CNCマシンは進んでいませんが、とりあえずPCは準備できたのでMACH3をインストールしてみます。
以下自分用のメモです。
詳細はオリジナルマインドさんのHPやその他のHPを参照ください。
Artsoft USAのHPよりMAHC3をダウンロード
2013年5月現在の最新版はMach3 R3.043.066
※Vistaは別バージョンなので注意
で適当にインストール。
インストールフォルダー内の「DriverTest.exe」を実行してPCとの相性をチェックします。
でうまくいくと「Mach1 test complete」が出ます。
続いてソフトの設定。
MACH3起動。
Config⇒Select Native Unitsで単位系をMM's(ミリ)を指定
ここからはインターフェース基盤によって変わると思います。
(私はエレ・メカ・ホビーショップSECさんのインターフェース基盤)
Config⇒Ports And Pinsを選択。
Part#1をチェックしてパラレルポートのアドレスを確認
(パラレルポートのアドレスはデバイスマネージャーで調べる)
Motor Outputsを設定
Input Signalsを設定
Output Signalsを設定
spindle setupにてoutput#1~#4を設定
Config⇒Motor tuningを選択
とりあえず各値をこのように設定(CNCマシン完成後に変更)
以上でとりあえずMACH3の設定は完了です。
制御用PCの準備
CNCプロジェクトのためにPCを用意。
今回は機器の構成上パラレルポートが必要なためデスクトップマシンです。
スペックはどうでも良いため、実家から10年以上前に自作したPCを引き上げてきました。
CPU:Celeron 2.1GHz
メモリ:256MB 1GB
HDD:100GB
ドライブ:CD-RW
マザボ:AOPEN AX4GER-N
OS:WINDOWS XP
OSをWINDOWS XPにするためメモリは増設しました。
ちなみにHDDはIDE接続です(笑)
アップグレード版のXPしか持ち合わせていなかったため、WINDOWS2000からアップグレードしました。
以下久しぶりにHDDを初期化してからインストールしたらドハマりしたので自分用メモです。
結局一日がかりで・・・(汗
【アップグレード版WINDOWS XP導入の流れ(2013年5月)】
・HDDを初期化
・WINDOWS XPアップグレード版CD挿入
・WINDOWS 2000インストールCDで承認(WINDOWS98ではNGだった)
・各種ドライバーインストール(自宅サーバーに保存済)
・XP SERVICE PACK3をインストール(これを入れないとWINDOWS UPDATEできない)
・IE8をインストール(これを入れないとWINDOWS UPDATEできない)
⇒ここまでHDD初期化から3時間・・・
・WINDOWS UPDATE
・各種ソフトインストール
⇒ここまでHDD初期化から6時間・・・
WINDOWS UPDATEは1回目120個、2回目30個くらいでした(笑)
おしまい。
ウォールラックの製作
ブログ再開以来ガレージねたがありませんが、またまたガレージ以外のねたです。
以前から家の壁にウォールラックがほしかったのですが
なかなか良いものが見つからなくて放置プレーでした。
ガレージも大分使える状況になってきたので(既に建ててから一年以上径経過してますが・・・(汗)
自作してみることに。
当然思い立ったら速攻。。。なんで途中写真なんて。。。(汗
一枚だけありました。
ラックのブラケットを削ってます。
材料は黒檀の端材です。
で、取り付けです。
石膏ボードへの取り付けは↓こんなアンカーを使ってます。
壁に埋めます。
そんで完成。
メインの板は桜の端材を使用しました。
木の曲線をそのまま使ってます。
仕上げはオイルフィニッシュ。
小物を載せてみました。
最近ガラスにハマってます(笑)
おしまい。
太陽光は儲かりそうなのか!?~実際の発電量(中間結果)~
さてさて太陽光施工以来放置プレーだったブログですが、
だいぶデータがたまってきたのでまとめてみたいと思います。
太陽光の設置は2012年11月ですが、
東電との契約やらなんやらで実際の売電開始は12月からなので
データーはとりあえず2012年12月~1013年4月までの5か月間のデータ。
まずは、電気使用量の予実から。。。
Before:太陽光設置前のデータ
After:太陽光設置後のデータ
棒グラフ:電気使用量[kWh]
折れ線グラフ:電気代[円]
朝・昼の電気使用量は太陽光によって賄われるので大幅に削減できています。
続いて発電量。
予測:TOUSHIBAのシミュレーション結果
実績:自己消費量+売電
概ね予測=実績ですね。
ネット情報では1~2割実際の方が発電する情報もあったのですが、残念・・・・。
でも投資回収期間:8年を修正するほどの差はないので良しとしましょう(笑)
次回のまとめは半年後かな。。。