2022/05/16 22:23
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インジェクション編
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どうもこんばんは。
寒いときは温度補正がないと始動できなかったんですが、暖かくなってきて何とか始動できるようになってきました。
まだインジェクションは温度補正がうまく動いていないのですが、とりあえずセッティングを開始。
セッティングの考え方はキャブのジェット交換と同様ですが、いわゆるマップを書き換えるだけなので、簡単です。

写真のタブレットのアプリでデータをロギングしてひたすらマップを変更していきます。
あんまりおもしろくないし、私の使っているコントローラーがマニアックなので誰の役にも立たないというヤツです笑
まぁ備忘録ですね。
で、いきなりインジェクターの交換からスタート。
↓最初に付けていたのはこいつ。CBR1000RRのプライマリーインジェクター。
正直デカすぎでした。
アイドリングの噴射時間が100usだったか、とにかく開弁時間が短すぎて安定しにくい印象でした。
で、CBR600RRのセカンダリーに変更。
前に書きましたが、プライマリーは噴射角が45degですが、セカンダリーは0degなので2バルブエンジンには最適です。
http://garagejb.blog.fc2.com/blog-entry-391.html
噴射マップはこんな感じ。
※ファイル:220509_IJ_0_600_100_2700_3D.csv
あとはひたすら走ってログを取得します。

A/Fをフィードバック制御している一般的なフルコンではこんなことしませんが、
SP-TDC V140はA/Fのフィードバックなどせず、あくまでマップ通り制御しますので、マップが命です。
なので、ログを取って自分の好きなA/F、フィーリングに合うようにマップを修正していきます。
取得したログはこんな感じで色々なデータの時間変化です。
SP-TDC V140で取得できるのは回転数、負荷、噴射時間、点火時期、エンジン温度です。
私のはオプションでA/F(0-5v)を取得できる仕様になっています。
細かく見るには生データがいいのですが、ざっくりやるには燃調マップに照らし合わせてデータ整理すると良いです。
と言うことで回転数と負荷でA/F(平均値)を整理します。
これを元に濃い薄いを判断して、燃調マップを修正します。
ということで、加速時はA/F12.5~13.5セットできました。
既に私がセッティングしたFCRは超える走りになったと思います。
セッティングも奥が深いのでまだまだ楽しめそうです。
おしまい。